2013年03月14日(水)

よこやまの道とは、東京都多摩市の南縁を東西に結ぶ遊歩道である。全長約10km。
現在、よこやまの道が通っているのは、南多摩尾根幹線のすぐ南を走る多摩丘陵の尾根筋の上である。この尾根筋は古代の幹線道路が通っていたルートであり、また、多摩丘陵が万葉集で「多摩の横山」と呼ばれていたことから、「よこやまの道」と名付けられた。
☆若葉台駅から「防人見返りの峠」まで
東端は多摩市諏訪6丁目の多摩東公園の「丘の上広場」で、最寄り駅は京王相模原線若葉台駅である。若葉台駅北口を出て、ロータリー前の道を左折し、稲城六中の南側の遊歩道に入って病院入口交差点に出る。横断歩道を渡って稲城台病院、東京南看護専門学校の前を通過し、多摩市に入ってすぐの所に広場への入り口がある。
ここから道は、尾根幹線沿いの里山の中を通って西に向かい、エコプラザ多摩の横で公式には一旦途切れる。ただし、エコプラザ多摩手前に左に入る脇道があり、川崎市麻生区の水道局黒川配水場脇を通って「防人見返りの峠」の先に復帰することが出来る。この迂回路を使わない場合は、しばらく尾根幹線の歩道を歩いてから、階段を上って「防人見返りの峠」で遊歩道に入ることになる。ちなみに、ルート上のこの区域は、古代の東海道が通っていたと推定されている。
「防人見返りの峠」は、宇遅部黒女が詠んで万葉集に収録された歌にちなんだもので、ルート上屈指の眺望スポットであり、多摩ニュータウンや丹沢、奥多摩などの山々が一望出来る。また、この手前にある黒川配水場は、中世には丸山城と呼ばれた砦であった。
☆「防人見返りの峠」から一本杉公園まで
遊歩道は、「防人見返りの峠」から西に向かってなだらかに下り、国士舘大学裏の里山の中を通って多摩ニュータウン市場の南の高台で一旦途切れる。この場所は、古代の古道が5方向から集まってきて交差していた、と考えられている。
「古道五差路」から右折し、舗装路を(現代の)鎌倉街道脇まで下ると、鎌倉街道を立体交差で越える橋がかかっている。この橋の歩道を進み、橋を越えて少し行ったところで左に入る小径がある。この小径から遊歩道が再開する。遊歩道は妙桜寺の裏で再び途切れ、恵泉女学園大学先の一本杉公園入り口で復活する。なお、妙桜寺と恵泉女学園大学の間には、鎌倉時代から使われていたと考えられる古道が南北に通っている。
☆一本杉公園から唐木田配水所まで
ルートは、一本杉公園内を通過し、鎌倉裏街道跡を通って、多摩市と町田市の境界上を西に向かう。南野公園の先にある遊歩道入り口は、少し分かりづらいので注意が必要である。
都道156号線を越えてからしばらくは、一般道の横の歩道がルートとなる。東京国際カントリークラブの北で遊歩道が復活し、多摩市総合福祉センターの先で奥州古道(古代の奥州街道)跡と交差する。奥州古道跡を超えると、再びルートは尾根筋の里山に入り、東京ガス多摩整圧所南で小山田緑地方面に分岐している。
分岐点を超えると道は下り坂になり、大妻女子大学の南で今度は別ルートの奥州古道跡に沿うようになる。三菱東京UFJ銀行や大和証券の巨大な研修所が見えると、ルートは終点に近い。最後に若干の上りがあり、唐木田配水所の先でルートは終わっている。
ルート西端の最寄り駅は、京王相模原線南大沢駅である(看板の説明だと長池公園を経由した京王堀之内駅が案内されている)。ただし、ルート終点から2キロ近くあるので、十分な体力を残しておく必要がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%93%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%AE%E9%81%93
よこやまの道
https://www.city.tama.lg.jp/16852/14/1050/002154.html
スポンサーサイト
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
稲取のつるし雛を見た後は、暫く南下し河津町にある河津桜を見に行きました。
河津桜は、オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種と言われており、1月の下旬から2月に開花する早咲きの桜です。
一般的な桜のソメイヨシノよりも花びらの色が濃いのが特徴です。
河津祭り公式HP↓
http://www.kawazu-onsen.com/sakura/sakura.htm
河津祭り情報局↓
http://www.kawazuzakura.net/
会場には沢山の出店が立ち並んでおり、殆どのお店で試食をする事が出来ました。
正直、購入しなくても試食巡りだけでもお腹いっぱいになると思います(^O^)

カワヅサクラの由来
引用
河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。
伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。
一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。

カワヅサクラの特徴
引用
落葉高木、樹形は広卵状で樹皮は紫褐色で光沢があり、若枝は褐色、無色。葉は開花後に展開する。成葉は倒卵状楕円形で先は尾状鋭尖形、基部は円形、長さ12.5~15.0cm、巾6.0~6.8cmで厚い。縁は単鋸歯だが、重鋸歯が混じり、鋸歯の先は芒状、腺はない。表面は濃緑色、裏面は淡緑色、両面ともに無毛。側脈は約10本。葉柄は長さ2.0~2.2cmで無毛、上部に一対の蜜腺がある。托葉は長く、分岐多い。(日本サクラの種・品種マニュアル<財>日本花の会)





さくらの足湯処。

今シーズン初のミツバチ。









こんな感じで河津桜が4キロに渡り咲いています。




果汁100%のジュースは最高でした(^O^)

カワヅサクラの原木
引用
学名:Prunus lannesiana Wils. cv. Kawazu-zakura
カワヅザクラの原木は、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。1999年(平成11年)現在の樹齢約50年、樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmです。


ここ数日間は天気も良く、絶好の散策日よりでした。
会場は思っていたよりも広くて、隅々まで歩くと往復で10キロ以上はありますので
歩きやすい靴と楽な格好で行かれる事をお薦めします。
河津桜は今が見頃ですので機会が有りましたら是非行かれて見て下さい。
引用
2013年3月9日(土)開花状況
河津桜は、満開 となっています。河津七滝付近の桜は4~5分咲きとなってきました。しかし、原木は一部葉が出てきました。 今、町中が満開の桜で桜色に染まっています。
今日は朝早くから混雑して、渋滞となっています。明日日曜日は大変な混雑が予想されますのでお越しになる方は電車等の公共交通機関をご利用下さいます様お願い致します。
開花の遅れに伴い、河津町観光協会では3月11日から17日まで引続き「かわづ春うららまつり」を開催いたします
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
2013年03月07日
静岡県の稲取で開催されている「雛のつるし飾りまつり」へ行って来ました。
雛のつるし飾りは、稲取地方で江戸時代の後期から伝わる独自の風習で、人形をつるしている飾りの事を言います。
雛壇の両脇に飾りをつるし、長女の初節句に「無病息災」「良縁を祈願」をしていたそうです。
お祭り自体は今年で16回目ですので、それほど歴史はありませんが、
飾っているつるし雛は100年前に作られた物までありました。
文化公園 雛の館
河津桜が綺麗に咲いています(^O^)

引用
約90対(=約9,900個)展示。
「煌びやかな豪華な現代風飾り」をイメージして展示しております。入口正面のジャンボつるし飾りは圧巻。(2,651個) 「雛のつるし飾りコンテスト」応募作品、福岡県柳川のさげもん、山形県酒田の傘福 も展示しております。
【入館料金】 300円 ・大型バス可
伊豆 稲取温泉 雛のつるし飾りのホームページ
http://www.inatorionsen.or.jp/hina_sp/index.html
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
2013年03月06日(水)

禅寺丸
学名:Diospyros kaki 'Zenjimaru'
和名:ゼンジマル(禅寺丸)
禅寺丸柿(ぜんじまるがき)とは、 川崎市麻生区原産の柿の品種である。別名、王禅寺丸柿。不完全甘柿。日本最古の甘柿の品種と言われている。
全体的に丸みを帯びており、小ぶり。果肉には木目状の斑点がある。小ぶりの割りに種が大きく、果肉部分が少ない。
明治末から昭和初期が最盛期で、1921年(大正10年)には938トンが生産された。
名古屋方面まで出荷されたが、新品種の富有、次郎などが市場に出回ると、小粒で種が大きく実が少ない、品質にばらつきがあるなどの理由から、昭和40年代の後半ごろから市場から姿を消してしまった。
現在では市場ではほとんど見かけなくなった禅寺丸だが、今でも川崎市麻生区には多く生育しており、秋には沢山の実をつけている。また地元の農協直売所や、農家の家先の無人販売、柿生駅前の八百屋などで手に入れることができる。
鎌倉時代の1214年(建保2)に、川崎市麻生区にある星宿山蓮華院王禅寺の山中で自生しているものを偶然に発見したとされる。それまで日本各地の柿木は全て渋柿のものであり、甘柿の存在は知られておらず、日本で最初の甘柿(不完全甘柿)として位置づけられている。
1333年(元弘3)年同寺は新田義貞の鎌倉攻めの兵火で焼失したが、1370年(応安3年)に再建にあたった等海上人が、柿の熟しているのを見つけ、あまりにも美味であったため、持ち帰り、村人に接木をして栽培させるとともに、近隣にも栽培を広めた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%85%E5%AF%BA%E4%B8%B8
あさおの観光
http://asao-kankou.jp/?page_id=1602
人気ブログランキングへ
にほんブログ村