稲取のつるし雛を見た後は、暫く南下し河津町にある河津桜を見に行きました。
河津桜は、オオシマザクラとカンヒザクラの交雑種と言われており、1月の下旬から2月に開花する早咲きの桜です。
一般的な桜のソメイヨシノよりも花びらの色が濃いのが特徴です。
河津祭り公式HP↓
http://www.kawazu-onsen.com/sakura/sakura.htm
河津祭り情報局↓
http://www.kawazuzakura.net/
会場には沢山の出店が立ち並んでおり、殆どのお店で試食をする事が出来ました。
正直、購入しなくても試食巡りだけでもお腹いっぱいになると思います(^O^)

カワヅサクラの由来
引用
河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。
伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。
一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。
カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。

カワヅサクラの特徴
引用
落葉高木、樹形は広卵状で樹皮は紫褐色で光沢があり、若枝は褐色、無色。葉は開花後に展開する。成葉は倒卵状楕円形で先は尾状鋭尖形、基部は円形、長さ12.5~15.0cm、巾6.0~6.8cmで厚い。縁は単鋸歯だが、重鋸歯が混じり、鋸歯の先は芒状、腺はない。表面は濃緑色、裏面は淡緑色、両面ともに無毛。側脈は約10本。葉柄は長さ2.0~2.2cmで無毛、上部に一対の蜜腺がある。托葉は長く、分岐多い。(日本サクラの種・品種マニュアル<財>日本花の会)





さくらの足湯処。

今シーズン初のミツバチ。









こんな感じで河津桜が4キロに渡り咲いています。




果汁100%のジュースは最高でした(^O^)

カワヅサクラの原木
引用
学名:Prunus lannesiana Wils. cv. Kawazu-zakura
カワヅザクラの原木は、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。1999年(平成11年)現在の樹齢約50年、樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmです。


ここ数日間は天気も良く、絶好の散策日よりでした。
会場は思っていたよりも広くて、隅々まで歩くと往復で10キロ以上はありますので
歩きやすい靴と楽な格好で行かれる事をお薦めします。
河津桜は今が見頃ですので機会が有りましたら是非行かれて見て下さい。
引用
2013年3月9日(土)開花状況
河津桜は、満開 となっています。河津七滝付近の桜は4~5分咲きとなってきました。しかし、原木は一部葉が出てきました。 今、町中が満開の桜で桜色に染まっています。
今日は朝早くから混雑して、渋滞となっています。明日日曜日は大変な混雑が予想されますのでお越しになる方は電車等の公共交通機関をご利用下さいます様お願い致します。
開花の遅れに伴い、河津町観光協会では3月11日から17日まで引続き「かわづ春うららまつり」を開催いたします
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